高齢者や身障者が国内旅行できるバリアフリー社会

2016年09月18日
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多くの都道府県に空港が整備され、新幹線網や高速道路網が全国に張り巡らされているので飛行機、新幹線、あるいはマイカーや観光バス等を利用して短時間のうちに国内移動が可能になっています。従って、国内旅行する場合、昔と比べると移動時間が少なくて済む分、旅行滞在先に長時間いられるわけですから一般旅行客としては大助かりです。また、目的地までの移動がこれほどに楽になったことと10年ほど前に施行されたバリアフリー新法により人の集まる建築物にユニバーサルデザイン導入が推進されたおかげで足腰の弱った高齢者、あるいは、身障者でも気楽に乗り物に乗り、土産物屋や道の駅に立ち寄って買い物し、ホテルへ宿泊できるようになりました。

交通機関を利用して移動する際、駅や道路の上り下りルートにはエレベーターやエスカレーター設置が増え、階段の脇にはスロープが併設されてバリアフリー化が相当行き渡っています。お蔭で、車いすを使う人が旅行する場合でも付き添いの人なしで現地まで難なくたどり着けるようになりました。今後も高齢者人口が増えていく見通しが出ていますが、高齢化につれて足腰の弱った高齢者や身障者が国内観光地等を心配せずに旅行に出かけられる社会環境を維持することが観光立国を宣言した国民の務めです。



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